近くで雷が鳴っている場合、雷サージ(雷による異常電圧・異常電流)が電源コンセント等から家電製品に侵入し、機器を損壊させる恐れがあります。
CATV伝送路は、伝送路自体に施してある「アース」と、同軸ケーブルを家屋に引き込む場所に設置する「保安器」(避雷器)により、雷対策を行っております。 これにより、CATV伝送路から雷サージが入り込みにくい仕組みになっております。(強力な落雷の場合や直撃雷などの場合は、保安器で止められない場合もあります) しかしながら、「電源コンセント」には雷サージを防止する機能が付いていないため、電源側から流れ込んでくる雷サージにより、耐雷性能が低い機器が被害を受けやすくなります。
弊社では、普段はデジタルSTB ・ ケーブルモデムの電源を出来るだけ入れっぱなしにしておいていただくようお願いしておりますが、落雷が予想される場合は機器故障を未然に防ぐために、以下の対策を行って下さい。
※雷によるエネルギーは強大なため、被害を100%回避できるものではございません。予めご了承下さい。
※雷が発生している時は大変危険な状態です。感電の恐れがありますので、上記の作業は雷の発生中には絶対に行わないでください。
※保安器からケーブルモデムまで接続している「同軸ケーブル」は外さないでください。抜いてしまうことによって雑音信号が入り込み、近隣のネットワークに影響を及ぼすことがありますので、絶対にお止め下さい。
雷発生時にコンピュータやブロードバンドルータのLANケーブルとコンセントを両方抜いておけば、これら機器は外界と切り離されるため、雷の被害が及びません。被害はケーブルモデムまでですみます。(ケーブルモデムが雷で故障した場合、無償で交換いたします)
この時、必ずコンセントやLANケーブルを物理的に抜いて下さい。スイッチ付きコンセントなどでスイッチを切るだけでは十分な効果が期待できません。
LANケーブルは、ケーブルモデムと機器のどちら側で抜いても構いませんが、モデム側で抜くほうがあとで判別しやすいのでおすすめします。
その他 日常からできる対策として、市販の「サージプロテクタ」や、雷サージ対応の「テーブルタップ(OAタップ)」を使用することで、雷サージの影響を受けにくくすることができます。ただし、完全に被害を回避することはできません。
※雷によるエネルギーは強大なため、被害を完全に回避できる方法はありません。予めご承知おき下さい。
※ ケーブルモデムの動作は弊社にて常時監視しているため、通常時はなるべくケーブルモデムの電源を切らないで下さい。
※ 自然災害によるデジタルSTB、ケーブルモデムの故障の場合は無償で交換・対応させて頂いておりますが、お客様所有のテレビ、録画機器、ブースター、パソコン、ルーター、LANボード等の故障につきましては、弊社では一切の補償を致しかねます。予めご了承下さい。(火災保険が適用される場合がございますので、ご加入の保険会社様にご相談下さい)